こんにちは、いぶきです。 当ブログ 【好奇心のホコサキ】に足を運んでくださり、ありがとうございます。
少子高齢化が叫ばれ始めてかなりたつかと思うのですが、一向に解消される見込みないですよね。。。
高齢者の年金・医療保障を削減して、少子化対策の政策をとっとと立案してくれよと個人的には思うのですが、選挙権を有してるのって、もうほとんどが高齢者なんじゃ・・・と思い、調べてみることにしました。
結構笑えない数字がでてくるので、最後までお付き合いいただければと思います。
早速、平均年齢を算出してみる
平均年齢ですが、総務省統計局 第2章 人口・世帯の年齢各歳別人口を基にして計算していきます。(平成29年時点のデータを利用)

こんな感じで、各年齢ごとの総数が記されているので、
(年齢×各年齢総数) / 全年齢総数 を計算すれば、平均年齢を求めることができます。
※なお100歳以上の人口は、一律100歳として計算します。
早速計算すると、平均年齢は46.4歳ですね。
46.4歳・・・まあまあ、まあその辺かなーと思う年齢ですね。
平均寿命が84歳程度なので、高齢者側に少しひっぱられてるかなー。という感じ。
選挙権がある18歳以上の平均年齢は?
さて、とりあえず全年齢の平均年齢は46.4歳というのはわかりましたが、政策を決定するのに大事なのは、選挙権を有する方々の平均年齢ですよね。
選挙権を有する18歳以上に限定して、早速平均年齢を計算してみましょう。
53.1歳です。
つまるところ、すごい雑な考え方をすれば、53.1歳以上に利益がでるような政策の党と、それ以下の年齢層に利益がでるような政策の党がぶつかったら、半々になるってことですね。
実際は、高齢者層のほうが投票率が高いので、60歳以上に利益がでる政策を打ち立てれば、もう勝ちは見えたようなものです。
逆にいえば、60歳以上の方に不利益がでるような政策はしないほうがいいのです。
なので、少子化対策はその財源が、高齢者以外から引っ張ってくる方法でないと、選挙に勝てなくなるのでやらないのです。
そして、そんな都合のいい財源などないので、やれないのです。。。
年金も破綻が目に見えているのに、テコ入れしないのは、もう払い込み終わった方々の機嫌を損なうことなんて、到底できないんです。
あと10年、いや15年くらい早ければ、まだ段階ジュニアが子供を作れる段階で少子化対策をガチでやっていれば、こんなことにはなってなかったんですけどね。。。もう、時すでに遅し。。。
筆者戯言
若者の政治離れとか言われてますけど、若者は気付いているんですよ。政治が自分たちの利になることなどしてくれないって。
補足
- 平成29年の年齢各歳別人口データを基にして算出しています。
少子高齢化は継続中ですので、今後この平均年齢はどんどん上がっていきます。