ヤード・ポンド法のフィート(ft)について、メートル法に換算するとどうなるのかを解説していきます。
1フィートをセンチメートル、メートルに換算すると。
1フィート = 30.48 cm
1フィート = 0.3048m
だいたい、1フィート30センチメートルと覚えておけばよいでしょう。
フィートを用いる日常的な場面
フィートは、ヤードポンド法に分類され、アメリカを中心に用いられている単位なので、日本ではあまり見かける機会はありません。
飛行機の高度
国内線は約30,000フィート、約9,144メートル。
国際線は約40,000フィート、約12,192メートル
飛行機の高度を表現するときには、フィートが使われています。
バスケットゴールの高さ
バスケットゴールの高さは、10フィート、305センチメートルと決まっています。
フィートの歴史
フィート(foot)の使用は、長い歴史を持っています。
古代から人間の身体を基準にした測定法が用いられてきましたが、フィートの起源は特に古代エジプトやギリシャ、そしてローマに遡ります。
これらの文明では、一般的に大人の男性の足の長さを基にした単位としてフィートが使用されていました。
とはいえ、人の足の長さは人それぞれなので、この長さが1フィートだ!というのはなかなか決まらずにいました。
その結果、中世ヨーロッパでも、フィートは広く使われていた測定単位で、地域によってその長さに若干の差がありました。しかし、国際的な貿易の発展と共に標準化の必要性が高まり、特にイギリスでの「帝国単位(インペリアルシステム)1826年施行」の導入が重要な役割を果たしました。このシステムにより、1フィートは12インチに等しいと定義されました。
しかし、それでも、フィートの長さは明確に定まっていなかったのです。
イギリスのフィート(約0.304798967m)とアメリカのフィート(約0.3048006096 m)で、若干の誤差があります。
測定精度が向上していくにつれ、この差は無視できないものとなり、1959年7月1日以降、国際フィートが定められ、これは正確に『0.3048メートル』であると定義付けられました。
現代では、多くの国でメートル法が主流となっていますが、アメリカ合衆国などいくつかの国では今もヤードポンド法が使用されており、フィートは日常生活の中で頻繁に使われているようです。