【ロト7確率論】1等、2等他の確率計算式と確率一覧まとめ

ロト7』は1~37の37種類の数字のなかから、異なる7つの数字を選択して買う「数字選択式宝くじ」の一つです。数字選択式宝くじのなかで、最も当たる確率が低いため、また価格も1口300円(他の数字選択式宝くじは1口200円)なので、高額当選金を期待できるくじになります。

通常1等6億円、キャリーオーバー時はなんと1等10億円が最高額見込みとなっています。

この記事では、1等をひきあてることのできる確率をはじめ、2等以下の確率についても、計算式とともに解説していきたいと思います。「ロト7」で一発引き当てたいなーと思っている方の参考になれば幸いです。

記事のポイント
  • ロト7の確率計算は、全組み合わせのうち、当選となる組み合わせ数を算出することでできる
  • 1等の当選確率は【1/10,295,472】、6等の当選確率は【242,550/10,295,472】である。
  • ロト7の還元率は45%
  • ロト7チャレンジしてて当たらない人は、よく当たる人に意見を参考にするのもありかも!
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目次

ロト7の当選確率計算方法

ロト7の抽選は、本数字7つとボーナス数字2つを無作為に抽出することで抽選されます。各種等級と当選条件は下記の通りです。

等級当選条件
1等申込数字と本数字の7つがすべて一致
2等申込数字と本数字のうち6つが一致し、申込数字の残った1つがボーナス数字と一致
3等申込数字と本数字のうち6つが一致
4等申込数字と本数字のうち5つが一致
5等申込数字と本数字のうち4つが一致
6等申込数字と本数字のうち3つが一致し、申込数字の残った4つのうちボーナス数字の1個または2個に一致

それでは、各等級ごとの当選確率について計算式をまとめていきましょう!

『ロト7』1等の確率と計算式

まず、ロト7の抽選で選ばれる、すべての数字の組み合わせ(母数)を考えてみます。37個の数字から7つを重複許さず抽出するので、「37C7」で求めることが出来ますね。計算すると、『10,295,472』となります。

確率の計算の仕方は、抽選結果に対して、どの申込数字パターンが当選となるか、そのパターン数を算出することで計算することができます。

ではまず1等から計算していきましょう。申込数字と当選本数字がすべて一致ですので、その申込数字パターンは『1つ』しかありません。なので、確率は『1/10,295,472』となります。分母を1億にすると、分子は約9.7となりますので、1億回チャレンジしたら約9.7回当たるということになります。かなりの低確率です。

『ロト7』2等の確率と計算式

続いて2等のパターンですが、まず1つめの条件、申込数字のうち6つが当選本数字と一致するというのは、「7C6」でそのパターンを算出できます。続いて、申込数字の残り1つが、2つのボーナス数字のうちどちらかと一致するというのは、「2」パターンしかないですね。なので、2等の当選数字パターンは、「7C6×2」となり、14パターンとなります。

なので確率は、『14/10,295,472』となります。1億回チャレンジしたら約136回当たる計算になります。

『ロト7』3等の確率と計算式

3等のパターンは、申込数字のうち6つが当選本数字と一致するので「7C6

そしてそれぞれのパターンで、7つ目の数字は1等でも2等にも該当しない数字の分だけパターンが存在するので、37-6(抽選数字に存在する)-1(1等の当選番号)-2(ボーナス数字2種)なので、28パターン存在する。

よって、「7C6×28」となり、196パターンとなります。

なので、確率は『196/10,295,472』となります。1億回チャレンジしたら約1903.7回当たる計算になります。

『ロト7』4等の確率と計算式

このあたりからだんだんと複雑になってきますね。。。

4等のパターンは、申込数字のうち5つが当選本数字と一致するので「7C5

そしてそれぞれのパターンで、6つ目・7つ目の数字は1等2等3等にも該当しない数字の分だけパターンが存在する。なので、37-5(抽選数字に存在する)-2(上位の当選番号)の30個の数字のなかから2つを選ぶ組み合わせとなる。つまり「30C2」である。※ここで、ボーナス数字を考慮しないのは、ボーナス数字がたとえ含まれていたとしても、3等になるわけではないので、関係ないからである。

つまり「7C5」のパターンに対して「30C2」パターンが存在することになるので、『7C5×30C2』なので、4等のパターンは、9135パターンとなる。

なので、確率は『9,135/10,295,472』となります。1億回チャレンジしたら約88,728.3回当たる計算になります。お!なんだかイケそうじゃん!と思ったあなた、%表記にすると『0.089%』夢のまた彼方ですね。。。

『ロト7』5等の確率と計算式

5等のパターンは、まず、申込数字のうち4つが当選本数字と一致するので「7C4

そしてそれぞれのパターンで、5つ目・6つ目・7つ目の数字は1等2等3等4等にも該当しない数字の分だけパターンが存在する。なので、37-4(抽選数字に存在する)-3(上位の当選番号)の30個の数字のなかから3つを選ぶ組み合わせとなる。つまり「30C3」である。※ここで、ボーナス数字を考慮しないのは、ボーナス数字がたとえ含まれていたとしても、4等になるわけではないので、関係ないからである。

なので、「7C4」のパターンに対して「30C3」パターンが存在することになるので、『7C4×30C3』なので、5等のパターンは、142,100パターンとなる。

ということは、確率は『142,100/10,295,472』となります。1億回チャレンジしたら約1,380,218.4回当たる計算になります。さすがにこれは当たるっしょ!!と思ったあなた。%表記にすると『1.38%』なので、うーーーーーーーん、まだまだ、あたりそうにないな。。。

『ロト7』6等の確率と計算式

さあ、いよいよ最後の等級6等の計算やっていきましょう!
6等のパターンは、まず、申込数字のうち3つが当選本数字と一致するので「7C3

そしてそれぞれのパターンで、残りの数字のパターン数を計算していくわけですが、場合分けが必要になりますね。
まず、ボーナス数字を1つのみ含む場合。このパターンでは、当選数字3つとボーナス数字1つがすでに決まっているので、残りの3枠を、37-3(抽選数字に存在する)-4(上位の当選番号)-2(ボーナス数字)の28個で取り合うので、「28C3」のパターン数が、ボーナス数字2種あるので、「28C3×2」

そして、ボーナス数字を2つ含む場合。このパターンは、当選数字3つとボーナス数字2つがすでに決まっていて、残りの2枠を28個の数字で取り合うので、「28C2」となります。

なので、6等のパターン数は、『7C3×(28C3×2 + 28C2)』となりますので、計算すると242,550パターンとなる。

よって、確率は『242,550/10,295,472』となります。1億回チャレンジしたら2,355,890回当たる計算になります。6等余裕やんけ!!!

%表記にすると『2.36%』なので。。。。いや、これも厳しいような気が。。。。。

『ロト7』の確率一覧

いままでの計算結果をまとめて見ましょう。

等級確率(分数表記)確率(%表記)1億回チャレンジしたら
1等1/10,295,4720.000010%9.7
2等14/10,295,4720.000136%136.0
3等196/10,295,4720.001904%1903.7
4等9,135/10,295,4720.088728%88728.3
5等142,100/10,295,4721.380218%1380218.4
6等242,550/10,295,4722.355890%2355890.0

まさに夢を買うという表現が当てはまる結果となりました。それでも当たってる人はいるわけで、買わなきゃ当たらないですからね!

【ロト7確率論余談】売り場選びのジンクスは真実か?

『ロト7』を購入する際に、特定の売り場から購入すると当たりやすいというジンクスはあるのでしょうか。『サマージャンボ』『年末ジャンボ』のように番号が既に決まっている宝くじであれば、そういったジンクスは強く囁かれているかもしれませんね。数字選択式くじの場合は自分で選ぶので、そういったのはないかなと思いますが。

ただ、ここの宝くじ売り場で以前数字選択式で当たったことがある、ここの宝くじ売り場でくじ買うとなんか数字がおりてきてる気がするといった、そういった神様からのお告げ的な要素はあるかと思います。

数字を選ぶといったそもそもが神がかった行為ではあるので、そういったジンクスやお告げ、パワースポットは信じてもいいかもしれませんね。

信じると言えば、予想屋を信じるのもありかもしれません。新しい着眼点で数字を選んでくれたり、マンネリ化してた数字選びにあたらしい風を吹き込んでくれるかもしれません。

ロト7と他の宝くじの確率比較

『ロト7』は日本の宝くじの中でも高額な1等当選金額ですが、他の高額宝くじと比較するとどうでしょう。

たとえば、年末ジャンボ宝くじの1等当選金額は7億円であり、その確率は約2000万分の1なのですが、ロト7は1等当選金額が期待値で6億円、確率は約1000万分の1なので、1等のあたりやすさで考えたらロト7に軍配があがります。しかも、ロト7はキャリーオーバー制があり、これは前回の抽選により1等が不在だった場合、次の回の当選金に上乗せする仕組みがあります。これにより、1等は最高10億円まで跳ね上がります。

こうしたことも踏まえると、キャリーオーバーが発生しているときに狙ってロト7を買うことで、期待値高くチャレンジできるのではないかなと思います。

ロト7の歴史と概要

そもそも、「ロト7」がいつからはじまったのか、簡単に説明していきますね。

「ロト7」は、2013年(平成25年)4月1日から開始され、多くの人に買われている数字選択式のくじです。抽せんは毎週金曜日、18時45分から行われ、抽選会場は原則として東京宝くじドリーム館で行われてます。抽選は人的要因による不正を排除するために、ロト専用抽せん機「電動撹拌式遠心力型抽せん機」を使って行われます。抽選の様子はこちらから確認することができます。

ロト7の賞金構造とキャリーオーバー

ロト7は、1等から6等までのあたりが設定されてまして、還元率(売上金額のうち、当選者賞金に戻す割合のこと)は45%です。ちなみに公共の賭け事で還元率がよいのは競艇で75%。
※だがしかし、競艇・競馬・競輪・オートレースなどの公共ギャンブルには、所得税および住民税が課されます!宝くじの当選金には課されません。

パリミュチュエル方式であり、全参加者の総売上に、還元率をかけたのを当選金に用いる方式のことをさします。胴元は絶対損をしない方式ですね。

また、大きな魅力として「キャリーオーバー」があり、当選者がいなかった等級の当選金額と、1口あたりの当選金額が定められた最高額を超えた分が、次回の1等当選金に繰り越す仕組みのことをいいます。この制度があるため、ロト7はキャリーオーバー時に1等最高額10億円に跳ね上がります。

ロト7の当選確率まとめ

この記事をまとめると!!

『ロト7』の当選確率
  • 1等があたる確率は0.000010%、6等があたる確率は2.355890%
  • 6等であってもなかなか当たる確率は低い。
  • 1等はかなり低い確率ではあるものの、その分、1等最高当選金額は口数にもよるが、通常6億円。キャリーオーバー時は10億円。
『ロト7』購入のジンクス
  • 数字を思いつく、ふってくるというのが神がかっているので、購入場所や時間のジンクスはあるやもしれない
  • よくあたる人の意見・考え方を参考にするのはあり。流れに乗れるので。
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