みずほ銀行が運営している、数字選択式宝くじのうち、3桁の数字を選ぶだけのくじと言えば!!『ナンバーズ3』ですね。
『000』から『999』の1000通りの数字を選んでくじを購入し、それが抽選数字と合致するかどうかで、当選かどうかが決まります。
今回の記事では、『ナンバーズ3』について、その当選確率と見込み当選金額をまとめていきたいと思います。
何回買ったら1回くらいあたるのかなー。いつになったらあたるんだろーなーと思っている方、最後まで読んで頂けると嬉しいです!
- ナンバーズ3は3桁の数字を選択して購入する、数字選択式たからくじ。
- ストレート、ボックス、セット、ミニという買い方がある
- ストレートで当選すると、1口200円が9万円(見込み)となる
ナンバーズ3(NUMBERS3)とは?
ナンバーズ3(NUMBERS3)は、3桁の数字を選択するタイプのくじです。
抽せんでは、【000】から【999】までの、1000通りから数字が選択され、その数字と並び方によって当せんが決定されます。
抽選は、年末年始を除く、毎週 月曜日~金曜日、18時45分から原則、東京宝くじドリーム館で行われています。
申し込みタイプが複数存在し、購入段階で選択する必要があります。
申し込みタイプには、
- ストレート
- ボックス
- セット
- ミニ
があります。
『ナンバーズ3買い方』ストレート
ストレートは、抽選された3桁の数字とその並びが一致する当たりです。
例えば、抽選番号が【123】であれば、
申し込み数字は【123】しか当選となりません。
『ナンバーズ3買い方』ボックス
ボックスは、抽選された3桁の数字があってればOKのあたりです。
並びは関係ありません。
例えば、抽選番号が【123】であれば、
申し込み数字は【123】 【132】 【213】 【231】 【312】 【321】 の6種類が当選となります。
また、ボックスではゾロ目での購入はできなく、仮に抽選番号がゾロ目だった場合は、ボックスの当選は0本となり、ボックスの掛け金分はストレートとミニに回されます。払い戻しはありません。
『ナンバーズ3買い方』セット
セットは、ストレート半分ボックス半分という申し込み方法です。
例えば、抽選番号が【123】であれば、
申し込み数字が【123】はセット(ストレート)当選。
【132】 【213】 【231】 【312】 【321】 がセット(ボックス)当選となります。
また、ボックス要素が絡んでいるので、ボックス単体と同じように、ゾロ目での購入はできなく、仮に抽選番号がゾロ目だった場合は、セットの当選は0本となり、セットの掛け金分はストレートとミニに回されます。払い戻しはありません。
『ナンバーズ3買い方』ミニ
ミニは、下2桁の数字が一致すれば当選となります。
抽選番号が【123】であれば、 【×23】が申し込み数字なら当選となります。
申し込みタイプは、購入時に選択しなくてはいけないので、
【ストレート】で【123】を購入して、抽選結果が【321】 だったら、はずれです。
【ボックス】か【セット】で【123】 を買っていれば当たりとなります。
では、それぞれの申し込みタイプごとに当選確率を考えていきましょう。
ナンバーズ3(NUMBERS 3)の当選確率と見込み当選金額
前提として、まず、ナンバーズ3の還元率を調べてみましょう。
還元率というのは、払い戻し金額合計を販売実績額で割った値のことをいいます。
つまり、運営側の取り分を取り除いて、購入者に返す当選金額の割合をいいます。
直近過去10回分の還元率を調べてみました。
第5174回(2019年5月10日)⇒還元率:44.90%
第5173回(2019年5月9日)⇒還元率:44.90%
第5172回(2019年5月8日)⇒還元率:44.90%
第5171回(2019年5月7日)⇒還元率:44.78%
第5170回(2019年5月6日)⇒還元率:44.84%
第5169回(2019年5月3日)⇒還元率:44.91%
第5168回(2019年5月2日)⇒還元率:44.93%
第5167回(2019年5月1日)⇒還元率:44.93%
第5166回(2019年4月30日)⇒還元率:44.74%
第5165回(2019年4月29日)⇒還元率:44.92%
だいたい、44.9%前後といったところですね。
以下の【当選確率と見込み当選金額】では、わかりやすいように45%として計算していきます。
おっきな声じゃ言えないですが、還元率44.9%ってむちゃくちゃ低いですよね・・・。
半分以上、運営側に持ってかれてしまいます。。。
ナンバーズ3 ストレートの当選確率と見込み当選金額
ストレートが当たる確率は、【000】~【999】までの1,000通りのなかから1通りしか当選がないので、1/1,000(0.1%)となります。
当選金額は、みずほ銀行が公表している見込み当選金額ですと、9万円となっています。
還元率45%で計算してみると、1口200円×1,000口×45%=90,000円
みずほ銀行が公にしている見込み当選金額と一致しますね。
まとめると
ストレートの当選確率⇒1/1,000(0.1%)
ストレートの見込み当選金額⇒90,000円
ということになります。
ナンバーズ3 ボックスの当選確率と見込み当選金額
ボックスの当選確率はちょっと計算が難しいところ。
まず前提として、ボックスの申し込みタイプでは、ぞろ目の購入ができません。ストレート買ってくださいということですね。
抽選数字がゾロ目だった場合、ボックスは払い戻しされずに没収なので、それも考慮していきましょう。
①抽選数字が3桁とも同じとき(ぞろ目)
【000】から【999】までで、ぞろ目は10通り。
つまり、10/1000の確率で、見込み当選金額は0円となります。
②抽選数字が2桁で同じ数字のとき (例)【112】【113】
まず、2桁で同じ数字になるということは、3桁の数字のうち登場する数字は2つのみ。この2つの数字パターンは、10✕9で90通り存在します。一つの数字組み合わせで、【AAB】【ABA】【BAA】の3種類の並びが存在するので、90✕3で、270通り。
この270通りについては、例えば【112】を購入したとして、これがボックス当選となる確率は、1000通り数字のうち、【112】【121】【211】の3通り、つまり3/1,000の確率で当選します。
見込み当選金額は公表値だと、3万円。
還元率45% を考慮すると、1口200円×990口×45%÷3=29,700円 ほぼ、公の値と一緒ですね。
※ボックスではゾロ目の購入ができないので、990口となります。
③抽選数字が3桁とも違う数字のとき (例)【123】【234】
1,000通りの選べる数字から、①と②をひいた分だから、720通り。
この720通りについては、例えば【123】でボックス購入したとして、この数字が当選となる抽選数字は【123】【132】【213】【231】【312】【321】の6パターン。つまり、6/1,000の確率で当選します。
見込み当選金額は公表値で、15,000円。
還元率45% を考慮すると、1口200円×990口×45%÷6=14,850円 これまたほぼ、公の値と一緒ですね。
さて、ここまでの話をまとめると、ボックスの当選確率と見込み当選金額を算出することができます。
ボックスにおいて購入することができるのは、990通り(ゾロ目は購入できないため)
抽選結果の数字は、【000】から【999】の1,000通りの抽せん数字があります。
つまり確率と見込み当選金額を調べるための考え方としては、1回ごと990通りすべてを購入したとして、当選結果が【000】~【999】のそれぞれだったときのボックスの当選確率と見込み当選金額をすべて足し合わせればよさそうです。
990通りを1,000回、1枚200円で購入すると、その購入金額は、198,000,000円。
見込み当せん金額は、88,209,000円
なので、見込み当せん金額は、当たり枚数5130枚に対して、見込み当せん金額88,209,000円なので、
88,209,000円÷5,130= 17,194.7円
また、当選確率は、当たり枚数5130枚に対して、総購入枚数990,000枚なので、
5,130÷990,000=5.182/1,000
まとめると
ボックスの当選確率⇒5.182/1000(0.5182%)
ボックスの見込み当選金額⇒17,194.7円
となります。
ナンバーズ3 セットの当選確率と見込み当選金額
セットというのは、ボックスと同じ確率と見込み当選金額になります。
ボックスのうち、数字の並びが同じものが、セット(ストレート)に昇格するイメージで考えていただければ、ボックスとセットの確率と見込み当選金額は同じになると、理解しやすいかなと思います。
なので、
セットの当選確率⇒5.182/1,000
セットの見込み当選金額⇒17,194.7円
ナンバーズ3 ミニの当選確率と見込み当選金額
ミニの確率は簡単ですね。
00~99までの、100通りのなかから1つしか当選がないので、1/100となります。
当選金額は、みずほ銀行の理論値ですと、9000円となっています。
還元率44.9% を考慮すると、1口200円×100口×45%=9,000円
一緒ですね。
まとめると
ミニの当選確率⇒1/100(1%)
ミニの見込み当選金額⇒9,000円
まとめ
というわけで、高校時代の確率のお勉強の記憶を総動員して算出してみました。間違えてたらごめんなさい。
気軽にはじめられるナンバーズ3。運試しの一貫として、夢にでてきた数字や、前を走ってた車のナンバーとか、ふとしたときに、神のお告げみたいなのを感じたら、買ってみるのもおもしろいかもしれませんね。